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13章:お水の花道 (1/2)

13章:お水の花道

昔、章のタイトルのドラマをやっていた。

リアルタイムで見る事は出来なかったので、再放送を楽しみに観ていたのを思い出す。

私が何故この道を選んだか…。

それはいうまでもなく、両親の影響。

お店は最初は小さな飲み屋からスタートし、カラオケを置いたり、少しずつ拡大していった。

私も高校を卒業して就職した頃、店を手伝える時は手伝っていた。


夜の仕事をしている両親に対し、恥ずかしいと思った事は一度もない。
それを当たり前に受け止めていたし、私が夜の世界に入った事は、ごくごく自然な流れだった。

でも、両親の店を受け継ぐと決めた時、喜んでくれると思いきや、父も母も、あまりいい顔はしなかった。

それは、店をやる事の大変さを、二人はよく分かっていたからだと思う。

貴史は私が店を継ぐ決意をした時、反対はしなかったが、賛成もしなかった。

彼氏としては当然だと思う。

平日OLとして働き、週末は店を手伝って。

でもOLの仕事が肌に合わず、キリのいいところで辞め、そろそろ夜に本腰を入れて取り組もうと考えていた矢先、私は妊娠した。






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