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10章:家庭環境 (1/2)

10章:家庭環境

我が家は特殊である。

それは分かっている。

私の両親は、私が物心ついた時から、夜家には居なかった。

商売をしていたからだ。

夫婦二人で、小さな飲み屋をやっていた。

でも、祖父も祖母も居たし、私は淋しくはなかった。

父はお人好しで、お金がないお客にも掛けで飲ませ、踏み倒された事も何度もあり、よく母に叱られていた。


祖母は、私が小学一年の時に亡くなった。

子供ながらに覚えているが、私は祖母の事が大好きだったので、それはもう落ち込み、ご飯もろくに食べれなかった。

夜お店に行ってしまう両親を後追いして、祖父を困らせていた。

そんな環境の中で育った私は、水商売に従事する事に、何の違和感もなかった。

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my life ©著者:夢

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