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17章:色々 (2/6)

その時期には、彼女は情緒不安定だったと思います。

と言うか、久し振りに連絡を貰った時から、不安だったんだと、思います。

だから、連絡をくれたのかな?

どちらにしても、結果頼ってくれた事に、僕は嬉しくて、でも連絡を貰った時には彼女の心配をする前に、自分の嬉しい気持ちだけが、先走っていました。


もっと早く気づいていたら…

何故、連絡してきたか…


彼は経営者でした。
その彼の会社の状況があまり良くなくなったらしく、彼女は彼の為に、嬢時代に貯めたお金、数百万を渡し、更に消費者金融からお金まで借りていました。
(そのお金は全て渡したかは、知りません)

他にも何故か会社の支払いを彼女が立て替えていたりと、僕に打ち明けた時には多分ほとんど、お金もない状況だったと思います。


彼女は元々人見知り、だけど一度信用した人間には、赤子です。

今でも彼が彼女を騙して?お金を貰ったかは、わかりませんが、一円も返っては来ていません。


騙すつもりはなくても、返していないなら、騙したのと同じですがね…
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僕は彼女で、彼女は僕で ©著者:I

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