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2章:この世に誕生ユニコ (2/4)

スー。スー。スー。





天使たちが並んでいる部屋





スー。スー。スー。





愛に満ち溢れた部屋。





毎日『可愛い〜』と沢山の人達が見にくる





ここは新生児室





同じくらいに産まれた私たちが並んでいる





ちょっとしたオーディション会場だ





ユニコの自慢は父親ゆずりの高い鼻





老舗の菓子屋を営む祖父母





ヘアーデザイナーとお洒落な肩書きを持つ父と母





身近な親戚は自営業






そう…ユニコはお嬢である。






肩書きは良い






体重3600と少し大柄だが…






舞台に立つには目立つ方がイイ






赤ん坊の割りには既に顔が出来上がっている





新生児室という初舞台のオーディションに受からないわけがない





ほらね、ユニコにみんなが釘付け





端から私たちを見ている大人達





やはりユニコの前には人だかり





みんな微笑みながら見てる





少し緊張するけど…





ユニコに微笑んでる





いやん~





と思ったのも束の間






微笑みが大爆笑に変わっていく‼





頭の長さでオーディション落ち





ユニコの細胞の80%は勘違いでできているらしい。





つづく

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ユニコがいく ©著者:アール

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