「お帰りなさい！
今日も１日お疲れ様！」

『ただいま！
今日急な仕事入っちゃったから遅くなってごめんな！
ご飯の前に汗掻いたから風呂入ってくる。」

「わかった！」

お風呂から上がった旦那に食事を温め直したものを出す。

「そういえばさぁ、此間実家の荷物を整理していたら、玲奈からの手紙が出てきたの。
内容が詩っぽくて何を伝えたかったのかわからないんだ。。

玲奈はどんな気持ちでこの手紙を私に残したんだろう…。」

雄介が缶ビールをプシュっとあけて美味しそうに飲む。

「直接的に言えなかったから詩にしたのかな。。
どんな内容？」

私は雄介に手紙を見せた。

「うーん…、、
難しいね。
でも架純に嫌われたくないって気持ちが伝わる気がするかな？
どんな意味を持っていたとしても、彼女が架純に何か伝えたかったのは確かだし、大事にとっておかなきゃね。」

「うん、そのつもり。
明日久々に玲奈のお墓行ってみようと思って。」

『明日休みだから一緒に行こうか？』

「じゃあお願いします！」

『わかったよ』