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3章:窓際の特等席
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「今日のHR最悪だったー。
隣の人の自己紹介し合うとかさぁ、里美さん私の好きなタイプの人とか話すんだもん。
何アピールだよっておもわれちゃうじゃん…。」
卵焼きをほうばりながら玲奈が言った。
「確かに、自分で自己紹介した方が楽だったよね。
私は隣の人が無難な事言ってくれて助かった。」
今日のお弁当には、私の大好物のいなり寿司だった。
私はニコニコでそれを食した。
ちょっぴり甘めに煮た母のいなり寿司がはいっているとその日のテンションが上がる。
花より団子な私は1日の気分を食に作用されるのだ。
お昼は、席が近いテーブルの四人が、4つをくっつけて島をつくるのが決まりとなっていた。
学食もいいけれど、やっぱり私はお弁当派
それでも足りないから、授業が終わると走って購買に行きパンを買って食べる
なんて幸せなんだろう。
自由に食べれるなんて高校は天国だ
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若葉 ©著者:紫
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