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2章:風俗の世界へ (1/2)

2章:風俗の世界へ

きっかけは離婚。

結婚を機に仕事も辞め、専業主婦になっていた私は
離婚話が出たときはもちろん無職。

当時、私には幼稚園に入園したばかりの子どもがいた。

子ども親権を巡り、
家庭裁判所での調停。

慌ててパートの面接をし、
職場を決め
親権を取るために必死だったあの頃の私。

今でも夢に見るの
あのときほど怖かった日々はない。


でも無事に親権もとれ
これから頑張ろう!って思った。



パートも順調
不満もなかった。

でも将来を考えると不安だった。

子どもが高校·大学に行きたい
これをしたい!
あれをやりたい!
そう言ったときやらせてあげられるだろうか?

それがこの世界入った理由。


時間に融通が効くからパートの仕事と両立できる。

そして何よりお金がよかった

理由はそれだけ


後悔はない。

私は風俗の仕事に誇りを持っているから。

もしあの頃にもう一度戻れても

私は迷うことなく
この仕事を選ぶだろう。



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風俗嬢M 〜私が私であるために〜 ©著者:風俗嬢M

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