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35章:音
広樹「 本気なの? 」
ノア「 うん。 」
広樹「 う〜ん。わざわざ中学卒業してから行かなくても。高校卒業してからでもいいんじゃない? 」
ノア「 今ね、中学卒業してから留学する人も増えてるんだって。日本から来てる生徒も沢山いるから、英語が話せなくても少しづつ学べる。 お願いパパ。 」
広樹「 ...。 」
中学に入り進路について話し合うリビング。瑞穂はただ黙って広樹の隣に座っていた...
広樹「 どいいう事か... わかるよね? 簡単には帰ってこれないよ? パパやママ、蓮とも会えなくなるんだよ? 」
ノア「 ...。 わかってる。でもね? 早く学べば早く身につく。私も考えた上での決断なの。卒業したら留学したい。 」
瑞穂「 ...。 」
広樹「 ちょっとこれは俺だけじゃ無理だ。 瑞穂、お前はどう思う? 」
瑞穂「 嫌。 」
ノア「 ママ... 」
瑞穂「 好きなだけ踊ればいいじゃん。なんでわざわざ海外なの?ダンスの部活がある高校だってあるじゃない。中学卒業ってまだ15歳よ? 15歳で親元離れて学びたいって... 早すぎるでしょ... 」
ノア「 ずっとじゃないの。数年だけ! 向こうで身につければ就職も有利なんだよ。 日本とは全然レベルが違うの! 私だって家族と離れたくない! でも一生の別れじゃない! ママ? 私習いたいの。 もっと上達したい。 」
瑞穂「 ...。 」
顔を背け、涙を拭う瑞穂に、広樹は情けなく笑ってみせた。
卒業まではあと一年間以上ある。しかし、本当に彼女が行くとなればもうそれしか残されていないのだ。
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