寝室に入った広樹は化粧台の前でパックをしていた瑞穂に驚き後ずさりをしていた。





広樹「 びっくりした... スクリームみたいだぞお前。 」





瑞穂「 随分古い映画だしてきたね。 」






広樹「 お前と散々みたからね。もう何作品見させられたかな... 」






瑞穂「 また映画館行きたいなー。 」






広樹「 じゃ今度の週末行くか。 」





瑞穂「 今度の休みはヒサコさんに会いに行かなきゃ。 」





広樹「 俺も行くよ。暫く会ってないし。 」




瑞穂「 うん。 」






広樹「 なんだよ！俺はいいって！ 」





瑞穂「 これ高いんだよ！もう開けちゃったんだからつけて！ 」





広樹「 うわっ 冷たっ 」





瑞穂はベットに横になる広樹の顔にパックマスクを貼り付けケラケラ笑っていた。
その笑い声はノアそっくりだ。