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5章:恐怖 (1/60)

5章:恐怖

自宅と別荘、二件の清掃を任された瑞穂、 彼女は言われたこともきちんとこなし真面目に取り組んでいた。




庭の芝刈りは流石に瑞穂には出来ず、 知り合いの業者に連絡をとりいつものように日取りを決めていた。





クロ「 何時ものように平日、勝手にやってきていいんだろ? 」




広樹「 いや、 週末じゃ無理かな。 」





クロ「 んー。 週末は予定いっぱいなんだよ。 従業員休みだし。 鍵預けてもらって何時もと同じじゃダメなの? 」




広樹「 んー。 ダメじゃないけど。 今人いるからさ。週末なら俺行けるからどうかなって思って。 」





クロ「 人? 何人に貸してんの? 」




広樹「 いや、住まわせてる。 家政婦だよ。 」




クロ「 住み込み家政婦!? 何何女!? 」




広樹「 男の家政婦な訳ないだろ。 」




クロ「 ふ〜ん。 へ〜。 」




広樹「 なんだよ。 」
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拾い者 ©著者:RISA

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