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4章:執着 (1/42)

4章:執着

室内に流れたメロディーは、起動していたパソコンの電源が落ちた音だった。





メガネをケースに収納し、 背伸びをした広樹を背中で感じる。






やがて煌々と光っていたライトは消され、豆電球に変わると室内は薄暗いオレンジ色に染まった...





布団に潜り込んだ広樹、 瑞穂の身体にぴったり密着し、抱きしめる。





求める時は甘く優しい。 先程のような刺々しい人物とは別人になるのだ。




寝たふりを続ける瑞穂...
しかし広樹は行為をやめようとはしない。




服をめくり乳房を揉みながら、かたくなった異物を押し付け首筋にキスを繰り返す。





我慢していた瑞穂が漏らした吐息に、広樹は振り向かせ口付けを交わした。





広樹「 このまま、 後ろからいい? 」




小さく頷く瑞穂に、 広樹はズボンを下にずらした。
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拾い者 ©著者:RISA

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