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10章:お金 (2/7)

「ただいまー」

私は誰もいるはずのない部屋に声をかけ、中に入る。
鞄を床に放り出し、倒れこむようにベッドに横になった。

「はあー疲れた…」

掛け布団を抱き締め、息を吐く。
一人暮らしが長いと、独り言が多くなる。

私は天井を見上げ、目を閉じた。

さて、まず何をするか。

引っ越し先を探す。いや、タクトがどうなるか分からない今、決められないだろう。
そもそも、休み中いくらくらい手当てが入ってくるのか。それによっても、家賃にかけられる金額が変わってくる。

「そうだ、お金…」

まず、お金のことを考えなければ。
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そばにいなくても ©著者:うらら

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