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3章:行方 (2/10)

私は顔を上げた。
笑顔を凍りつかせたまま、タクトは私を見ている。

妊娠検査薬で陽性を見てから、ずっとシミュレーションしてきたタクトの反応。

予想通りだった。

(やっぱり、堪えるな…)

頭のどこかでひどく冷静に思う。

「そ…れ、マジで言ってるの?」
「…うん。検査薬試した後、病院に行った」

タクトは頭を抱える。

「まじかよ…」

当然、混乱するだろう。
私は黙ってタクトの次の言葉を待った。
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そばにいなくても ©著者:うらら

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