ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

11章:フェイクオアリアル? (23/23)




「澪は酔うとエロいから。」

「咲也は…ちょっと乱暴になるね。笑」


お互い向かい合うと、谷間に顔を埋めながら器用にドレスを剥がしていく。


「願望なのかな。本性なのかな…」


そう呟き目を閉じたカイリくんの長い睫毛が揺れる。


「願望?本性?
じゃぁ、いつも優しいのは咲也じゃなくて、やっぱりゼロのカイリなんだ。」

「やっぱりって何だよ。笑」


苦笑いしたその顔が愛おしくなった。


「いいよ、叶えてあげる。
本性見せてよ。」


カイリくんが言うように、酔うと大胆になるのか、あたしはキスをねだるとカイリくんの服を脱がせた。


「好きにしていいよ。」

「生意気な女。笑」


それが彼の本性なのか、あたしに合わせたパフォーマンスなのか、カイリくんはいつもより激しくあたしを求めた。


「イカせてやんない。イキたいなら自分で動いてイキな?」


そんな意地悪な事を言ってみたり、激しくフェラさせてみたり。


「ほら、もっと声出せよ。」


痛いくらいの快楽にいつのまにか没頭してしまったのか、それともお酒の限界だったのか、後半の記憶はあんまりなくて、いつのまにか眠ってしまっていた。


「澪、メイク落とすよ?」


カイリくんの声と同時に、拭くだけメイク落としで顔がひんやりとした。


「んー…。」

「…まだダイヤくんの事忘れられない?」


聞こえないふりをした。
カイリくんは気づいていたかな。
しばらくして、仕事に行ったんだろうか。彼は部屋を出ていった。



354 /399

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

Addiction ©著者:結月 杏奈

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.