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10章:ラストシーン
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ぐったりしてるところに、また背中に舌を這わすカイリくん。
敏感になっている今は、それだけで声が漏れる。
「んっ…!」
「まだこんなんじゃ忘れられないだろ?」
少しだけ乱暴な口調になったカイリくんは、容赦なくまた責め立てる。
「あいつとはどんなセックスしてた?」
あたしの周りはSばかりなのか。
平気でこんな事を聞いてくる。
これが演出なのか素なのかは分からないけど。
「そっちこそ…カイリくんこそどうなの?そんなの聞く方が馬鹿馬鹿しいけど。」
「…ハハ、愛のないセックスばっか。いや、愛がある振り?かな。」
「…サイッテー枕ホストだね。
ねぇ、それならちゃんとあたしも騙してよ。」
いきなり後ろから挿れられたけど、独りよがりとか自分本位とか不快ではなかった。
「昔の話。あの頃は狂ってたから。」
人はそう簡単には変われない。
そんな事いい加減誰でもわかってる。
「テイラーには行くなよ。」
「……ンッ、アッ…行った事ないし、…ハァ…行きたくッないし…。」
さっきより激しく責めるカイリくん、だけどさっきよりも終止キスを求めてくる。
「ピルなんてもう飲まなくていいから。辛かったね。」
そんな事を言われたら、泣きそうになるに決まってる。
だけど引かれても嫌だから、必死で涙をこらえた。
体を重ねても、どれが本音なのかは分からない。
当たり前か、そんな簡単に理解できたら、夜の世界なんて成り立たないよね。
付かず離れずではないけれど、お互い邪魔にならずに必要とし合えればいいなと、押し寄せてくる快楽の中すがり付くように願った。
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Addiction ©著者:結月 杏奈
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