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6章:ambiguous (39/39)




美嘉さんが帰ってきているのなら、今夜は会わなくていいの?


明日会うの?


美嘉さんは、綾哉の為に働いてるんだろうか。


まさか。


本当にそんな事はないよね?


本当にそうだったら、勝てるわけないじゃない。


「分かりやすいな。澪は。」


あたしのこんな気持ちを知ってか知らずか、いつもよりたくさんキスをする綾哉。


「なぁ、何考えてんの?」

「……何も。」


ゆっくりゆっくりと動く汗ばんだ綾哉の身体。
離したくなくて力を込めた。


「今日安全な日だよな?中に出していい?」


もう一度言おう。
あたしの気持ちを知ってか知らずか、いや、知っている綾哉。


独占したいあたしは、まるでそれを望んでいるように返事をした。


あたしだけを見て欲しいから。





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Addiction ©著者:結月 杏奈

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