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2章:愛咲 美優 (2/11)

『美優さん、大丈夫ですか?』

どこか自信なさげな美容師が仕上がりの確認をしてきた。




『うーん…。ココもうちょっとボリューム押さえてくれる?』

携帯片手に美容室の大きな鏡越しにそのオドオドした美容師の顔を見た。




『あ、はい…。』




やる気があるのかないのか分からない返事をして美容師はあたしの髪をクシで整え出した。





『…あ……美優さん、確認お願いします。』




今度は左右の大きさが違う。

巻きもゆるいので、このままでは営業中には取れてしまうだろう。




『あのね……』


言いかけてあたはしは美容室の壁に掛けてある時計を見た。



6時…………

このままでは、同伴に間に合わない。




『うん、いいわ。あ、スプレー貸してもらえる?』

ゆるゆるの巻き髪に自分でスプレーをかけた。
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愛なんていらない ©著者:ゆい

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