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4章:ありがとう。 (2/8)


つ〜たえたい〜想いは〜溢れるのに〜🎵

ねぇ上手く〜こ〜とばに出来ない〜🎵


KENWOODのスピーカーが、

切なげに歌い出すいつもの午後。


ベッド手前で目を覚ます、

行き倒れの酔っ払い。


トイレの扉は相変わらず、

今日も元気に開いているww


「......ウー..........

..........アタマ痛ぇ.....」


7年間、

変わる事ない第一声。


ダイニングテーブルにしがみつき、

取り出したマルメンに火を付ける。


沢山の花束達と、

ブランド袋の数々。


そしてアタシは昨日のドレスに、

アレグラを着けたままの姿💦


強いメンソールの刺激にも、

未だ起床する事無い脳で、


ボケーっとしながら煙を吐き、

ゆっくりと昨日を辿る。


1番先に浮かんだのは勿論、

吉岡サンであるハズも無くw


次から次へと押し寄せた、

他のお客の誰でも無かった。




「.......向日葵........」




そう。


大量の涙と鼻水の処理w

そして多数のお客応対で、


スッカリ忘れていた、

1番大事な事。


それは.....





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White son flower ©著者:鈴木宗男

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