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8章:プロテスト (7/7)

そして計量は、前日と当日に行われます。


無事に計量をクリアすると、いよいよプロテスト本番です。



諒一は、あまりの緊張に、相手選手の顔や、どんな風に戦ったかなどは、ほとんど覚えていなかったそう。





しかし、貼り出されたプロテストの結果発表には、彼の番号が確かにありました。



「プロボクサー・平野諒一」
が、誕生した瞬間でした。




「おめでとう」

と伝えたかった私でしたが...その言葉を伝えることは、とうとうできませんでした。


その頃、私が大学内で諒一と顔を会わせることは、ほとんどなくなっていたのです。




「あいつ、プロテスト受かったんだってよ。」


私は諒一のプロテスト合格を、彼と同じ学科の学生達の会話から知ることになったのでした。
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若葉のころ… ©著者:純奈

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