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19章:武瑠 (2/5)

ナンバー入ってる人ただそれだけなーんにも特徴がない普通の人(笑)

武瑠




とにかく喋りも上手くない
かっこよくもない
けどブサでもない
それなりに落ち着いてて
年齢より歳とってるように見える
でも中身は子供
それが武瑠



まず話してても話がコロコロ変わってヘルプが来ない限りは
常に暇
ひたすらグラス拭いてはお酒作りたわいも無い話をする
だからほぼ内容は覚えてない


自分のことは一切喋らないし
聞いてもこない
だから全く武瑠にはハマらなかった
ハマったのは私が枝で連れてった
雛ちゃん
武瑠がどストライクだったらしく
指名被ってもいいか聞いてきたから
そんなに執着もしてなかった為即OK(笑)



雛ちゃんと行く時は
私と雛ちゃんの間に武瑠が座る
(因みに雛ちゃんというのは身バレする可能性があるので偽名です)



そしたら自然とあまりハマらない私より雛ちゃんにがっつく訳で

放置されることもよくあった

そんなんじゃ納得いかない私は
特に指名したい人も居なかったけど
指名替えしたいと直接武瑠に言い
虎太郎を指名することにした

でもまぁ全くこの子についてはほぼ覚えてなくて
指名したことしか記憶にない

だって興味どころか
ナンバー入ってる人なら誰でもいいって言って来たのが
虎太郎だったから
人気があった虎太郎は
勿論私の宅に着くことなんてまれなんだよね(笑)
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エスカルゴとホスト ©著者:エスカルゴ

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