ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

8章:H (1/13)

8章:H




たまらなく
彼に会いたくなった。

彼に電話をかけた。

「はい!」

「すぐ電話に出てくれるけど暇なの?」

「だから前も言ったけど

めちゃくちゃ働いてるし!
レイのタイミングがいいんだよ!」


語尾を強調して話す彼。

携帯に向かって
口を尖らせているのが想像できて
可愛く感じた。


「ふーん。
私ね今仕事終わったんだ。」

「そうなんだ、お疲れ様。
なんかあったの?」

「なんで?」

「レイから電話なんて珍しいじゃん。

2回目くらいでしょ、今回で。」


会いたい。

その一言が言えたらどんなに良いだろうか。

何も言えなかった。


「もしもし?レイ?聞こえてる?」




57 /81

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ハッピーエンド ©著者:shun

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.