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1章:A (2/6)



いつからだろう。

お金が全てで、
お金で解決できない事なんてない。

そう感じるようになったのは。


特に貧乏な家庭で育ったわけでもない。

愛情を感じれずに育てられたわけでもない。

ただ、

テストで100点を取った。

自分の絵や習字が大賞に選ばれた。

運動会で代表選手になった。

先生から褒められた。

何か注目を浴びたりすると
いつも以上に大切にされている。
必要とされている。

そんな気がしたんだ。

でも、
それに疲れてしまった。

本当は勉強なんか大嫌いで、

絵も字ももっと自分の好きなように描きたかった。

言いたい事だって、
伝えたい事だって本当は沢山あった。


だけど、

「よく頑張ったね。」

「凄いね。」

その言葉のせいで
何も言えずに過ごしてきた。





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ハッピーエンド ©著者:shun

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