夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
3章:父と息子
(1/23)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
3章:父と息子
ゆぃちゃんと別れた後、おれは自分独りでは抱えきれないようなやりきれない想いを心の奥に抑え込みながら、一度も後ろを振り帰ることなく足早に歌舞伎町を後にしていた
(ここに来ることも…もうないんだろうな…)
おれは感慨深げに改めてそう考えた
(今日のことも早く吹っ切ってとりあえず少しずつでも前に進まなければならない)
そう己を奮い立たせたおれは、いつもよりもさらに歩幅を広げ、冷たいコンクリートで作られた大都会の地面を力強く歩き出し、喧騒を避けるように誰も待ってはいない暗い部屋へと独り帰っていった
(ゆぃちゃんのこともなるべく早く忘れないといけない…)
ゆぃちゃんとはたった二日間、時間に換算してしまうと本当に短かい時間、二人で同じ空間を共有していただけの関係であるはずだった
おれは風俗店でゆぃちゃんの性のサービスを金で買い、エッチなサービスをして貰っただけの人間である
でもたしかにあの店で二人は偶然再会し、そしておれはゆぃちゃんとの辛い別れを経験していた
ゆぃちゃんとの二人だけしか知らない淡い情事を一頻り回想した後、その甘くて苦い思い出を封じ込めるかのように、ここにはいないゆぃちゃんに向けておれは独り呟いていた
『さようなら、ゆぃちゃん』
次回予告
メール
<前へ
26 /133
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
おれの風恋紀(仮) ©著者:@.T
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.