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9章:あっくん
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「帰ったよー」
向こうから聞こえる声に警察が来たような安堵を感じると共に、あゆみを見ると血が流れてる。
みお『どうしよう。大丈夫?!あー。』
あゆみ「そのタオルとってもらっていい?」
足音が近づく間、あゆみは急いでタオルで太ももを縛って服で隠していた。
振り替えると人形の様に無表情な横たわるやすこさんがいて、私が顔を押さえてしまったことを思い出した。
あゆみ「大丈夫だよ。ありがとう。びっくりしたよね。お母さん寝たから。それよりお兄ちゃん帰ってきたから部屋片付けたいけど...間に合わないね。苦笑」
部屋はお皿やグラスのガラスの破片、女の力では持ち上げるのも辛そうな椅子もテーブルの脚が折れて破片が飛び散ってる。
「またやらかした?」
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