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2章:秘密
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そんな感じで始まった虐待は11歳〜17歳まで長く続いた。
抵抗してボコボコにされて、病院に通ったこともある。
弟が家にいるのに泣き叫んだことも、近所の人もわたしのなき叫ぶ声に気付いたこともあったと思う。
中学校の入学式の日、母が現場を目撃したこともあった。
それで、全てが終わると思ったが何も変わらなかった。
父は反省したそぶりを見せたが、変わらずコソコソわたしにセックスを強要した。
いつ処女を奪われたのか?それは記憶がない。
嫌すぎて記憶から消したのか?睡眠薬か何かを飲み物に混ぜられていたのか?
わたしは処女を失う時、目覚めなかったのだと思う。
初めて自分がセックスをしているのだと知ったのは、父が眠っているわたしに挿入しようとして目が覚めた時だった。
ちょっと詳しく書きすぎたけど、そんな感じで私は性的な関係については普通の女の子より歪んでいたし、経験も多かったんじゃないだろうか?
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隠れダメ女。 ©著者:マスカット
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