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3章:3
その不安は的中しました。
今まで全くお店の話をしてこなかったのに、
数か月たったある日から
「うちの店の従業員がな」
とか
「客がうざくて」
とか愚痴や今日何があったとかを話してくるようになりました。
そこからホストクラブがどういう所かというのが私も段々わかってくるようになりました。
そしてある日突然夜中に電話で
涼「もう店入って3か月もたつのに指名が取れないんや」
と弱音を吐いてきました。
私からしたら指名がなんだかも分からないし、何が言いたいのかも全く分かりませんでした。
私「指名??」
涼「指名、自分を好んで指名してくれてお店に来てもらうことや。それが一人もいなくてやばいんよ。」
私「そうなんだ…大変だね。」
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