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7章:はい、チーズ! (1/2)

7章:はい、チーズ!

『わんちゃーん♪こっち向いてー♪』

『わん!』

ママがカメラを僕に向けてる!

上手く撮れるかな?

『はい、チーズ!』

わっ!まぶしい!

『よしよし、上手く撮れたわね。
この写真を使ってあなたの飼い主を探してあげるからね』

『わん!』

よろしくお願いします!

けんちゃんのパパは朝一番にお仕事へ!

けんちゃんはランドセル背負って学校へ!

ゆきちゃんはバスに乗って幼稚園へ!

ママはみんなを送り出す為に大忙し!

朝ごはんのお片付けしたり、
洗濯したり、お掃除したり!

『わんわん!』

ママ!ご主人様は!?

いつ見つかるの!?

『よしよし、なぁに?
遊んで欲しいのー?
ちょっと待っててねー』

ちがーう!

『わんちゃんのご主人様はどうしたウサ?』

『ウサちゃん!昨日ご主人様と公園でボール遊びしてたら、知らない人にさらわれちゃったわん!』

『どうしてウサ?』

『分からないよ!』

『じゃあ、わんちゃんはひとりぼっちになっちゃったウサ?』

『うん!ひとりぼっちになっちゃったわん!
だからお友達のニャンちゃんと犬のおまわりさんに助けを求めたの!』

『助けて貰えたウサか?』

『犬のおまわりさんは僕とボールに付いてたご主人様の臭いを覚えてくれたよ!』

『犬は鼻が利くウサ。
頼り甲斐があるウサ』

『ウサちゃんも覚えて欲しいわん!』

『ウサは基本檻の中だから覚えたって意味がないウサよ』

『ガーン!』
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わんちゃん物語 ©著者:eyes

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