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6章:黒縄地獄 (37/37)


変態「え〜…
 
 
じゃあ仕方ないかぁ…」
 
 
 
マスミ「だから今は諦めて前に進むしかないよ。」
 
 
 
変態「じゃあ次の地獄行くか…
 
 
 
門番鬼レッド?
 
 
約束の乗り物頂戴!」
 
 
 
門番鬼レッド「それがあの…」
 
 
 
変態「何?ないの?」
 
 
 
マスミ「お父さんかなり暴れたでしょ?
 
 
それで乗り物を保管していた建物が倒壊して、乗り物全て壊れたよ。」
 
 
 
変態「何ぃ!?」
 
 
 
マスミ「だからまた台車押して。
 
 
台車は補強しといて貰えたから安心してね。」
 
 
 
変態「なんてこった…」
 
 
 
優鬼「凄い落ち込みようですね…」
 
 
 
イザナギ「ま…まぁ…
 
 
でも変態様なら乗り物なんかよりも速く動けますから…」
 
 
 
変態「うん…
 
 
そだね…」
 
 
 
マスミ「それじゃ長居は無用だから、早速行こうか。」
 
 
 
マスミは補強された台車に乗り込み、続いて優鬼とイザナギも乗り込んだ。
 
 
 
マスミ「お父さん早く位置について。」
 
 
 
変態「はぁい…」
 
 
 
マスミ「それじゃレッドにブルー頑張ってね!
 
 
異形の鬼の残党に気を付けてね!」
 
 
 
優鬼「必ず俺が閻魔になったら平和な地獄にするから!
 
 
またな!」
 
 
 
イザナギ「頑張れよ!」
 
 
 
門番鬼レッド、ブルー「はい!お気をつけて!」
 
 
 
変態「うん…
 
 
ばいばい…」
 
 
 
ガガガガガガガ…
 
 
変態達は音だけを残しその場を後にした。 
 
 
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ゲス神様3〜天魔編〜 ©著者:エコー

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