ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

1章:その男はゲス (2/23)


三途の川の前に立つ男
 
 
 
その男は川を渡らずに近くで小さな子供達が石を積み上げているのを黙って見つめているだけであった。
 
 
 
男「親より先に死んじまった子供達かぁ…
 
 
 
好きで死んだ訳じゃないのになぁ…」
 
 
 
男は独り言を呟くとまた黙って子供達を見つめていた。
 
 
 
一人の子供が石を積み上げ終わり喜んで成仏しようとすると。
 
 
 
どこからともなく鬼が現れ、せっかく積み上げた石を崩してしまう。
 
 
 
鬼はついでと言わんばかりにまわりの子供達の石も崩していく。
 
 
 
鬼「ガハハハ!
 
 
 
まだまだお前等には苦痛がたりない!
 
 
 
泣く暇があるなら石を積め!
 
 

 
また崩すけどなぁ!
 
 
 
ガハハハ!」
 
 
 
男はなんか無性に腹が立ったので、石を拾い鬼に投げる。
 
 
 
 
ゴツッ
 
 

鬼「イデェッ!
 
 
 
お前かぁ!?
 
 
 
俺に石をぶつけたのは!」
 
 
 
鬼は男を睨みつけながら言う。
 
 
2 /611

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ゲス神様3〜天魔編〜 ©著者:エコー

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.