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3章:運命が動きだす
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3章:運命が動きだす
「ジョン、次の撮影までまだまだ時間がかかりそうだ…だから休憩な。始まりそうな時に連絡するから、自由時間な」
マネージャーから連絡が入った。
「本屋行ってくる〜」
帽子を被り、マスクをしマネージャーに伝えて、スタジオの外に出た。
マネージャーから「騒ぎを起こすなよ」と一言いわれ、メンバーにも声をかけた。
スタジオの近くに、二階建ての本屋がある。
日本に来たら必ず行くお気に入りの場所の1つ。
スタジオから歩いて1〜2分位。
二階にはカフェが入っていて、ゆっくり、静かに過ごせる。
カフェの店長(ヒゲおじさん)とも仲良くなって、韓国のお土産とかあげたりしてる。
店長は俺が誰なのか…知ってるけど、普通に接してくれる。
サインや写真とか一切言ってこない。
今度韓国に遊びに来るみたいで、その時は、合流する。
ジョンは店長へのお土産を片手に本屋へと向かった。
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