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3章:運命が動きだす
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ジョンがカフェに着くと店長が軽く手を振る。
「久しぶり〜、コーヒー位なら奢ってやる」
そう言いながら、ジョンの特等席に座らせた。
店の奥の席で、フカフカのソファーがある。
「近い内、家においで。紹介したい人いるからさ。」
「紹介したい人?」
ジョンは、マスクと帽子をとりながら店長にお土産を渡した。
店長は貰ったお土産を嬉しそうに受け取ると、頷いた。
「ジョンと同じで、いつも来てくれる子なんだけど、仕事を頑張っていて、可愛い子なんだ。でも、ジョンの事とか全く知らない(笑)」
「俺、有名人なのにー(笑)」
そう言いながら自分が載っている雑誌を指さした。
「ははは‥そうだよな。でもその子は芸能人とかに全く興味なしでさ。」
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