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155章:†お兄ちゃん† (1/39)

155章:†お兄ちゃん†

今回は1人だそうです。

って何の事か、もうご理解戴けますよね?

こんな話は、この節以前から、半分冗談のように言われてました。

でも、実際の事なんです。

実は、今はもう、連絡が途絶えてしまった、以前のメル友さんが、私に相談を持ち掛けた事が有りました。

主人の様子が変。

聞けば、真夜中に短波放送を聴いてるらしいとか?

数字をバラバラに書いた紙を傍に置いて。

私はその類の本を、結構読み漁ってたので、直ぐにそれと気付きました。

でも、国籍は日本だと言うんです。

戸籍謄本も当然、見てるとか。

当然名前も日本名。

彼女は、独りっ子でしたから、ご主人をお婿さんとして迎えました。

両親はもう他界してて、親戚とも付き合いがない、と。

真面目な、サラリーマンで、月収もそこそこ。

彼女はその会社の事務員でした。

とても優しくて、家事もマメに手伝ってくれるそうです。

結婚する迄は、一夜を共にする事もなく、昼間普通にデートして、3ヶ月後にゴールイン。

ゴールインしてから、趣味だと言うラジオを、夜な夜な聴いてたそうです。

でも、イヤホンで聴いてるので、何を聴いてるのか、全然知らなかったとか。

ある日、ご主人が風邪を引いて、薬を飲んで早めにベッドに入ったそうです。

やはりラジオを聴いてます。

が、薬のせいで、そのまま眠ってしまったんだそうです。

それで彼女は、何を聴いてるのかと、そのイヤホンを耳に当てて、その時に初めて知ったようです。

やがて彼女に打ち明けられたらしいのですが、彼女の最後のメールは

私は日本を離れる。

でした。

もう、10年以上前の事です。



あ、余談をすみません。



私にお兄ちゃんが出来ました。

勿論、やはり壁は有りますけど。

でも、独りぼっちじゃない。

そう思って欲しかったんです。

また、栞が増えてました。

ありがとうございます。



お付き合い下さい(o^∀^o)
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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