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131章:†煙に巻かれて†
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131章:†煙に巻かれて†
明日のパーティーに着る服を取りに行きたい。
そう言う幸さんを、零士運転のミラノで、一緒に家に連れて行きました。
本当は、荷物を持って、引き取って貰いたい、と思ってたんです。
取り敢えず荷物は後回しにして、幸さんだけを家に置いて来るつもりでした。
でも、寺田家の皆様は、結局幸さんの言いなり。
これ迄、近所の友達とも付き合いの出来なかった幸さんが、初めてパーティーにお呼ばれする。
家族にとって、それはとても喜ばしい事のようでした。
寝たきりのようなお祖母さん迄が、挨拶に来られて、涙を流して喜んで。
歩けないお祖父さんも。
零士も私も、どうにもなりませんでした。
煙に巻かれた?
そんな感じでした。
いや、意図しての行為ではなく、心から喜んでまして、零士も私も、とうとう幸さんを連れて帰る事に。
でも、煌璃スタッフももう、みんな幸さんを避けるようになりました。
とんでもないんです、相変わらず。
居酒屋凪の時のまんま!
明日はいよいよ、翔のパーティーです。
次回は、その朝から語らせて戴く予定です。
あの母も登場します。
他の仲間もみんな集まります。
ミーシャも来ます。
凪と一緒に、不思議倶楽部を訪ねた時に、凪もミーシャと会ってましたので、とても楽しみにしてました。
栞が増えてます。
見る度に、更新する毎に、また、家族が増えた!
そう思えるのは、本当に嬉しい限りです。
ありがとうございます
(o^∀^o)
お付き合い下さい(*^o^*)
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