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113章:†女将の猿芝居† (1/44)

113章:†女将の猿芝居†

女将引っ越し!

と、喜んでたんですが、この人、本当に後先を考えない人でした。

お金はどうしちゃったのか?

ないって大騒ぎしてるんです。

そりゃ、なくなる筈です。

どうにもならないでしょ。

自業自得、そんな言葉じゃなく、もっと他に言葉を探したくなります。

とにかくなくなっちゃったのですから、部屋が在っても生活が出来なくなっちゃったんです。

それで、あちこちに行って、ご飯とお金の工面をしたらしいのですが、もう、ご近所だって呆れて何も出来ません。

家だってそうです。

散々好き勝手な事を言って、それでも、ちゃんと住む所をあてがわれて。

後は仕事をして、自活して。

と言っても、仕事を探す事も知らないので、きっとまた、中山さんがお世話する事になったと思うのですが。

が、しかしそれ処じゃなくなりました。

何なんでしょ!?

女将の浅はかな猿芝居が開幕します。

って、どうせなら、もう少し頭を使えばいいのに。

ま、どっちにしろ、直ぐにバレる事です。

相手の女の子が可哀想でした。

もし、相手が相手だったら、とんでもない事になってました。

女将に叩かれちゃったんです、私。

なんで???

あ、その後直ぐにリベンジしましたけど(笑)



女将の猿芝居の幕開けです。



お付き合い下さい(-_-#)
m(_ _)m
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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