ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

108章:‡ルイの想い‡ (1/41)

108章:‡ルイの想い‡

前半、少々お涙を。

本当に、地味で質素な女性でした。

面長で下膨れで、一重の細く小さな目。

正直、美人とは言い難いタイプでした。

話し方も、籠もった感じで声も低くて、享年30才だった彼女は、もっとずっと年上に見えました。

友達付き合いも上手く出来ず、イジメられっ子だったみたいです。

でも、彼女は純粋な恋をしました。

綺麗な恋に落ちました。

{ルイさん……}

そう呼び掛ける時、彼女の心が檻を飛び出してたんです。

確かに、こんな行為って、受ける側に依っては、気持ち悪い、なんて捕らえられてしまいがちです。

でも、ルイは違いました。

ルイには未だ、沢山の女の子のファンが居ました。

お洒落で、お茶目で、キラキラしてて。

勿論、ファンレターも沢山貰ってました。

でも、ルイは節子さんを特別な存在、と位置付けたんです。




後半、ちょっと心霊体験を。

琉斗は、実際にそこには居ませんでした。

私自信も、実際とは全然別になってました。

本当に大きかったんです。

後に、神主君に話したら、怨みがいっぱいだから、と言ってました。

自分達の気持ち、思いの度合いを伝えたいから。

でも、実際は小さくて、それは目の錯覚だと言います。

月刊チャンピオンは、結構な凶器でした。

ムカついたのより、悔しかったんです。

不思議な気持ちでした。




前後してしまいますが、千葉家の皆様は《姻族関係終了届》を出す、と迄言い出しました。

節子さんにいても、もう一切を実家の伊藤家に任せる、と言い、ケン君についても何の愛情もないみたいな様子でした。

孫は目の中に入れても……

なんて、そんな気持ちは毛頭ないようで、伊藤家に渡すようです。

冷たい人達でした。

ルイは、何とかして節子さんの無念を晴らしたい、そう考えたようでした。



この次ぎの章では、現在のルイがお邪魔する予定です。



また、新たな栞を、ありがとうございました。

こうして、家族の皆様に巡り会えるのも、天国に居る家族の引き合わせだと思います。



お付き合い下さいm(_ _)m
3795 /6348

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.