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106章:‡カネコサン‡
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106章:‡カネコサン‡
謎の巨漢、カネコサン。
私は、もう精神が破壊されてました。
他の事については、何の造作もなく、普通に理解出来たんです。
それに、何ら体調にも変化はなく、大好きなお刺身も、美味しく戴けて、お代わりする程元気でした。
でも、カネコサンが理解出来ませんでした。
本当に頭から抜けてたんです。
この夜は、もう、眠くて眠くて……
モンちゃんが処方した薬の1つは、眠剤でした。
シャワーを済ませると、血圧の上昇も伴い、眠りに就く態勢が調っちゃったようでした。
とにかくこの章、私は滅茶苦茶!
途中1ページだけですが、JINが、メッセージを。
ルイと3人で、食事に行きました。
ジンの管理する物件のテナントに、女性が経営する小料理屋さんがオープンしたんです。
私達から見れば、未だ40代前半の、若い女将さんのお店。
お煮染めや、煮凝りがとても美味しゅうございました。
女将さん特製の、柚子の香りの烏賊の塩辛や、大根の味噌田楽等、ローフードを満喫させて戴きました。
生魚もとても新鮮で、女将さんの目利きの高さを感じました。
私は、この節みたいに、もう余りお酒は戴けませんので、ご飯を頂戴したのですが、魚沼産のコシヒカリの銀シャリ♪
自家製と仰って、ふりかけを出して下さいました。
居酒屋凪を思い出しました。
車椅子の私が不自由のないように、とバイトの女の子に耳打ちして下さいまして、お手洗いをお借りする際に、その女の子が手を差し伸べてくれました。
女将さんの優しく温かいお気遣いは、美味しいお料理以上に、とても美味しく、有り難く。
お会計の時にルイが
『妹が世話になったね』
と、女の子にチップを。
女の子はビックリしたような表情で
『私は何もしてませんから!』
と言ってました。
未だ、大学生か短大生か、そんな年齢に見受けられた女の子でした。
また、栞を戴いてます♪
ありがとうございます。
私達の家族に、タイムスリップして下さい。
お付き合い下さいm(_ _)m
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