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100章:‡知り得なかった真実‡
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100章:‡知り得なかった真実‡
琉斗にお惣菜を作って貰って、千葉さん宅に届けたのは、大失敗でした。
今でも、本当に後悔してるし、背負う十字架の1つになってます。
浅はかでした。
子供の親切心に過ぎませんでした。
琉斗はモノの10分足らずで、それを作り、渓はあっと言う間に包装をし、お昼ご飯に間に合うから、きっと喜んで貰える。
そう思ってたのですが。
前章の巻末は、今章に続きます。
そして、私は夫妻の実態に触れる事となりました。
封建主義?
時代はもう、辛うじてでは有りましたが、平成になってました。
私は、千葉さんのご主人には、嫌われてるようでした。
ま、確かに自由奔放。
女だから、なんて意識は1つもなく、みんな一緒。
此処では、綴らせて戴き切れなかったのですが、当時の日記にはツラツラと。
千葉さんのご主人には、散々ダメ出しを喰らいました。
稼ぎが有る女は、男を見下すそうです。
女に稼ぎが有るのは、悪行のように言われました。
本文で綴らせて戴いたのは、その時のほんの一部です。
今でしたら、ソーデスカ、と軽く流せますが、その節、私も未だ子供でしたから、マジでムカついてました。
日記には{アタマキタ、アタマキタ、アタマキタ………}
としつこく綴られてました。
でも、そんな事よりも、セツコさん(千葉さん)の事。
ユタの琉斗が言ったんです。
思考がフリーズしました。
琉斗が部屋を出てからも暫く、体が硬直して動きませんでした。
琉斗は戯言と言いました。
私もそう信じたかったです。
でも………
次の章で、お付き合い下さい。
3回目のピックアップ!
ありがとうございます!!
そしてまた、栞が増えてました。
この家族になって下さって、ありがとうございます。
これから、色々な変化をして行きます。
ご一緒にお楽しみ戴けたら嬉しいです。
お付き合い下さいm(_ _)m
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