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97章:†She's foolish† (1/36)

97章:†She's foolish†

気付いたら、パンダの館に居ました。

しかも、レッスンをす〜っかりすっぽかして!

目が覚めたのは、午後3時。

渓が気を利かせて、京香に連絡してくれてて、一安心。

中山さんが、みんなにお昼をご馳走してくれてました。

私も遅いお昼をご馳走になりました。

なんだか、もう何日も浸すら寝飛ばしてたように、まるで冬眠から覚めたかのように、とても爽やかで、食欲も旺盛で。




女将が中山さんに付き添われて、サンコー段ボールに面接に行きました。

気の毒だったのは中山さんで、此処では書き切れない程の、非礼の数々を。

とにかく何の常識の欠片さえ無かったそうで、工場見学中に3時休憩になったらしいのですが、誰にでも平気で話し掛けちゃって。

〔人が足りないらしいんでさ、来てやる事にしたんだよ!〕

と言ったそうです。

みんな女将よりも若い人達だったようで、だから、余計だったのかも知れません。

サッサとソファーに掛けちゃうし、出されたお茶には文句を言うし。

それでも

仕事さえ覚えてくれたら

との社長の寛大さの下、週明けから仕事をする事になりました。

従業員の皆様は、お昼はお弁当を取ってるらしいのですが、その空き箱を見たらしく

〔あれじゃ足りないから、おにぎりを作れ〕

と言ったのです。

しかも、中身の具迄指定して。

誰の為の仕事だと思ってるのか、仕事に行くからエラいらしいのです。


私は女将を洗い場に入れました。

勿論、自分の立場なんて全然解ってません。

でも、勤める前のウォーミングアップ。

人に使われた経験がないのです。

店長やボブさんに教え諭され、海斗に呆れられ。

でも、ふと思ったのですが、この女将は、有る意味、人の隠されてた個性を引き出す才能が有るようです。

何時も控え目で、みんなの後から付いて行くようなイメージだった海斗、意外や自分をしっかり持ってました。




ちょっとだけ、面白い勘違いの話もさせて戴きました。

Mr.MANGAICHI。

相変わらず気苦労を美徳としちゃってるようです。



お付き合い下さいm(_ _)m
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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