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91章:†天上天下唯我独尊†
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91章:†天上天下唯我独尊†
女将にムカついてた自分の殻から、少し脱皮出来ました。
生活水準も常識レベルも、全てのステージが全く違うのだと、本当の意味で理解出来ました。
期待が有るからムカつくのだと言う事も、学習出来ました。
猫以下。
比喩ではなく、そうなんです。
猫だって、礼儀を知ってますし、飼われた家の生活に、馴染む努力をします。
話は飛躍しますが、水樹さんのQちゃんだって、覚えるんです。
女将にはそれが有るのかないのか?
もう、自分が神様なんですよね?
絶対的な自信が有るのです。
でも、この自信は、ちょっと屈折してるように感じました。
アメリカの家庭では、とにかく誉めて、誉めて、子供に自信を持たせるようです。
自信を持てば、大抵の事には動じなくなります。
そうすると、どんな場面になっても、客観的な冷静さを保つ事が出来、余計な失敗を防げますよね?
でも、女将の場合は、ただ単に虚勢が自信に変化したに過ぎませんでした。
恐らくは、家族に、或いは近しい人達に、無視されたり卑下されたりして、育ったのかも知れません。
とは言っても、この女将を今更どうする事も出来ません。
もう、好きにして下さい!
って事なのですが、本文中の女将の食事の様子を、ご想像戴けたら……
あ、余りにも汚らしいので、適度な範囲でお願いします。
ルイもジンも、誰も知らない部分で、しっかりフォローしてました。
私に無条件で従わせる。
今の女将に出来る事は、これだけだと思いました。
女将はこれから、初めて人の下に就いて、仕事をするのです。
だから、無条件で私に従わせる事にしたんです。
それを何処迄学習してくれるのかは判りませんが、私のせめてもの、エールのつもりでした。
散々嫌がらせをされ、喧嘩をし、冗談じゃない!とムカついて来ましたが、でも、私と言う人間を意識し、ずっと拘って来てるのです。
これも縁。
女将の人生に置いて、私はただの通り縋りではなかったみたいです。
気にしないでくれてたら良かったんですけどね?(笑)
そして、凪から電話が入りました。
そこ迄で、この章を区切らせて戴きます。
レビュー、登録、栞、本当にありがとうございます。
お付き合い下さいm(_ _)m
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