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86章:‡秋刀魚の開きとハムエッグ‡ (1/43)

86章:‡秋刀魚の開きとハムエッグ‡

副会長夫妻は、とにかく細かい細かい。

多分

私が幾らか大袈裟に脚色してるのでは?

とお思いになられても当然かと思われるのですが、逆でして。

あそこ迄の管理能力って、ある意味カミだと思いました。

電気や水道のメーターを確認する迄でも、ちょっとやり過ぎのように思えますが、その数字をきちんと覚えてたみたいなんです。

お財布の中身だって、絶対に把握してました、しかも1円単位迄。

数字に強かったのかも。

が、この数字の記憶力の強さは、事実でしたが、本当に細かい人達でした。

結局ですね、私達はとんでもない事になっちゃうんです。

ま、浮き世の義理と言えばそうなのですが。

どうも、嫌だ、嫌いだと言いながらも、その感情と必要性とは、別になっちゃうんです。

それが、私達でした。

勿論、何でもござれ、では有りませんでしたけど、出来ない事じゃないなら、何とかしよう、そんな暗黙の了解のようなモノが有りました。

不本意ながら、でも……

前作、スカイラインをお読み下さってる皆様には、思い出して戴ける事とおもわれますが、翔は、どんなに揉めた相手でも、ご飯には誘いました。

その揉め事を、他の分野に迄持ち越さなかったんです。

柏木、惠子、あの2人。

散々嫌がらせをされましたが、それでも、お昼ご飯の時には、みんなと一緒に居ました。

翔だけじゃなく、峠の仲間達みんなが、そんな感じだったんです。

今回の事を決断したのは蓮です。

勿論、ずっとと言う事ではなく、直ぐに何とかする事を念頭に置いて。

私達のその行動に、協力者も登場します。

この町内の皆様は、割と人情味の有る方が、多かったように思います。

懐かしく感じますが、もう、今となっては、この商店街もすっかり様変わりしてます。

区画整理も入りました。

そのお蔭で、バラバラになりました。

それは、この節からずっと後の事になりますが、あの頃のこの木下町は、私の中に今でも懐かしく存在してます。



栞をまた、ありがとうございます。

特に特徴の有る話でもないので、単なる自己満足で綴らせて戴いてますが、ノスタルジックな日々を共有して戴けます殊に、深く感謝してます。



お付き合い下さいm(_ _)m
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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