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80章:‡money¥money¥money‡ (1/35)

80章:‡money¥money¥money‡

副会長ご夫妻は、本当にケチ!

だそうで、この章から少し経った時に、皆様からお聞きしました。

貯金がご趣味とか?

でも、それ以上に借金もご趣味のようで。

勿体無いを理由に、保険を掛けず、結局はこんな事になってたみたいです。

女将は相変わらずの春女で、自分の置かれた立場を少しも理解せず。

他人の借金を馬鹿にしてる場合じゃないのに。



せっかくの成人パーティーだったのに、非常識極まる人達のお蔭で滅茶苦茶でした。

でも、私達のやり取りを聞いてた愁弥は、彼なりの目線で色々考えたようです。

中学生は、子供のようで、もう子供じゃない、そんな風に思いました。

クレジットやローンの事、消費者金融の事、高利貸しと言うのが在る事、ちょっとだけ話をしてみました。

私自身も未だ解ってなかったのですが、朝、2人で同じ目線で、暫しの討議をしてました。



愁弥は、器用にお魚の処理をします。

ちょっと意外でした。

小手毬学園では、もう小学校の低学年の内から、小さなナイフを使わせるようです。

だから、小学4年生位になると、大抵の子供達は林檎が剥けるらしいです。

何でも環境って大切だと、この節の私が、生意気にもそんな風に思いました。



家族写真を撮った事は、家族の絆がより深まったように感じました。

愁弥も勿論一緒です。

今後、愁弥が成長して、どんな場所でどんな生活をするのかは、まだ不明。

でも、何時か振り返って、こんな家族と暮らしてた事も有ったんだ、と言う思い出になってくれたらいいな?

蓮がそんな風に言いました。

この後、いよいよ松永さん達と一緒に、愁弥を伴って全員で小手毬学園に行きます。

中川さんは、あの古狸達の鼻を明かしてやる、なんて言ってました。

でも、その前に、女将がまた、とんでもない事を言って来ました。

それは次の章の冒頭で触れさせて戴きます。

女将は今や、流浪の民。

誰かに拾われる事も期待できないようです。



※レビューと栞をありがとうございます♪

また、増えていて嬉しかったです!



お付き合い下さいm(_ _)m
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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