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68章:‡女の子?‡
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68章:‡女の子?‡
冒頭、少しのんびりと。
愁弥との朝のスケッチです。
たんぽぽ会の皆さんは、心を開かせるだのなんだのって大仰な事になってたようですが、何なんでしょ?
楽しくお喋りしながら、朝食の支度を一緒にしました。
何でも自分でする。
勿論、ご飯の支度だって手伝う。
自分も食べるのだから。
痩せる愁弥は、決して食が細かったのではなくて、担当の浜田先生が、お代わりすると文句を言ったそうです。
看護師でも在ったのに。
陰湿、陰険な先生。
愁弥はしっかり2膳お腹に入れました。
そして、残った8人でカトートーカドーに。
ちょうど時期で、新入学な為の、特設会場が設置されていて、そこで新しい制服を入手できました。
蓮が、仕事に出掛ける時に、真剣な顔で、贅沢なんて考えるな、と言った言葉。
自分の当初と重ね合わせてるのが、痛い程伝わって来ました。
制服売り場で、とんでもない展開に。
それは、本文でお確かめ下さい。
でも、本当はこれで良かったような気がします。
もう、あと一週間後にオープンを迎える、怪しく、妖しいお店。
でも、それは彼女にとって、自分探しのお店になるのかも知れません。
お昼にお好み焼きを食べました。
有弥が時々、会社の人達と訪れてるお店。
有弥は、大将に副工場長と呼ばれ、贔屓にして貰って、と言われる立場になってました。
お猿有弥、見掛けも性格もまだお子ちゃま。
でも、社会的には一目置かれる存在。
それを目の当たりに出来て、嬉しかったです。
処で、1人の女の子が誕生した事によって、密かに心に変化をさせてる人物が1人。
彼の言葉の意味は、対した意味じゃないのですが、彼にはとても勇気が必要だったみたいです。
愁弥を迎えた事で、私達の、無意識で身に着けていた隠れ蓑が、外されて行くように思えました。
お付き合い下さいm(_ _)m
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