高僧は、相変わらず気苦労が多く、とにかく大変なようで。

大体ね、何やってんだか？

とにかく罪深さの骨頂となったようでした。

私の顔色を、伺う、伺う。

勝手に大変な事になっちゃって。

サトコちゃん達の不思議話。

でも、昔々の話とはちょっと違って、何とも言えませんでした。

こうしたローカルな地域には、沢山の伝説が有ります。

本当は、ローカルな地域だけではなく、都会でも、一般的に物語にされてるだけの話以外にも、もっともっと有るのだと思います。

でも、時代を重ねるに従って、その時代の現状と重ね、幻、と位置付けられてしまい、何時の間にか、単なる逸話となってしまうのかも知れません。



あ、敏江さんは結局、まだ、自分が人気者だと思ってるんです。

私、叩かれちゃいましたから！


でもとにかく帰らなくちゃ！



本郷さん一家との出会いは、本当に暖かい出会いでした。

今度は是非、泊まり掛けて来たい、そう思いました。

それにしても、足利人と遭ったのには驚きましたね！



そして次の章は、いよいよ《不思議の世界》に突入しちゃいます。



お付き合い下さいm(_ _)m