ウザい、煩い、面倒臭い！

敏江さん………

演歌の花道を行っちゃってるようなお方でして、男性に尽くすとか、女として、とか。


つまり、武器になるのがそれだけなんですけどね。

女子トークも出来ないし、女の子達とも当然馴染めないし。

それで、結局、適当にあしらってくれる異性に行くのはいいんだけど。

自分がお姫様じゃなくちゃ気が済まないようで、私が目の敵。

そして、みんなから嫌われて。

雅美の従姉妹だったので、板挟みになった雅美が可哀想でした。



雪が積もる、初めての峠。

彼女は、とんでもない事を仕出かしました。

その時、私は翔の声を、本当に身近でハッキリと聞きました。

もしかしたらあの時、翔がハンドルを握ってたのかも知れません。

何かを一つ間違えば、大惨事になってました。

自分勝手。我が儘。自己顕示。

元々そんな性格だった彼女を、更にヒートアップさせてた２人の♂。

まったく、何考えてんだか。



旅はまだ続きます。

そして、ちょっと気になるワンボックス。

次章は、ちょっと嬉しい、可愛い感動劇から、スタートさせて戴きます。


非公開、長引かせてしまいまして、申し訳有りませんでした。



お付き合い下さいm(_ _)m