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50章:‡Jealousy‡ (1/32)

50章:‡Jealousy‡

幸さんは変わってませんでした。

大騒ぎ!

私が煌璃のオーナーと知った途端、凄い表情してましたね。

居酒屋凪時代もそうでした。

自己顕示欲の塊。

そのまま2年が過ぎたようです。

でも、赤ちゃんを産みながら、子供が嫌いだから、を理由に離婚をしてたのには、言葉が出ませんでした。

女として生きなくちゃ。

そう言われても、私にはピンと来なかったです。

この幸さん、実は今もスナックをやってます。

時々前を通るのですが、割りと小綺麗な、和風スナックです。

幸さんは、結局、ずっとスナック勤めをしてたようで、50才の時に射抜きで店を手に入れたみたいです。

この幸さん、ちょっと有名人でして、とにかく派手と言うか何と言うか、一度見たら多分、絶対に忘れないと思います。

旧市街地の中心部にお店が在りまして、そこ、ジンの不動産屋で管理してるテナントなんです。

今はもう還暦を過ぎたお婆ちゃんですが、相変わらず、女で在る事に余念がないようでして。
でも、そこそこお客様は入ってるみたいです。

が、年を重ねた今の方が、綺麗になったみたいです。

着物を着て、髪を大きく結い上げて、今やその界隈ではボス格だとか。

でも、相変わらずの性分はそのままで、私は綺麗だの、昔はとでもモテただのって言ってて、それをネタにして、お客様は楽しんでるらしいです。



ちょっとグチャグチャストーリーになってしまいました。



お付き合い下さいm(_ _)m
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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