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32章:‡営業マンの苦悩‡ (1/24)

32章:‡営業マンの苦悩‡

金子夫妻が、株式会社源汰の営業さんと、挨拶にやって来ました。

因みにこの会社名は架空ですが、もし、一致された貴社様が在られましたら、深くお詫び申し上げますm(_ _)m

金子夫妻は、全く何も解ってませんでした。

この時代、まだ、それ程の情報網もなく、一度でも社会に出てれば違ったのかも知れませんが、この2人は金子食堂しか知らなかったのです。

しかも、人に遜るなんてとんでもない!と言う人達。

立地条件がとても良い、と言う事で目を付けられたんでしょうけど、フランチャイズで店の看板を預かるなんて、この2人には荷が重過ぎるようでした。

とにかく何の空気も読まず、何時もの調子。

今でも、その節の担当だった方の表情が目に浮かびます。

ビジネスライクを解さないのですから、どうにもなりません。

今後、この2人はエリート?の下、大変な思いをして行きます。



この章で、感動とか、同情とかって気持ちではないのですが、私は後半の女将には、本当にムカつくのを通り越しました。

たった1人の息子なのに……

脚色じゃなく、結構ストレートに書き下ろさせて戴いたつもりです。

親子関係の在り方を、今でも考えさせられる、悲しい場面でした。




お付き合い下さいm(_ _)m
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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