凪は、もう私達にはどうにも出来ない程、落ち込みました。

ずっとマンションに籠もって、ただ、何をする事もなく、日がな１日を過ごし、電話も出ませんでした。

居酒屋凪一筋、本当に頑張って来たのです。

熱が有っても、他に移らないなら、と厨房に立ってました。

立派な板前でした。

でも、その世界だけしか知らなかったのです。

もう、26になってました。





そして、タイトルの通り、航太がまた、やって来たのです。

ちょっとワケアリで。

でも、磨夜は随分強くなってました。

もう、航太の目の前でも、ちゃんとした声で話します。

勿論、有弥は大反対。

直ぐ追い出そうと……

とにかく航太は大嫌い。

でも、航太はちょっとだけ、変わりつつ有るようです。



お付き合い下さいm(_ _)m