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14章:‡想定外の天罰‡ (2/31)

葬儀は無事に済んだ。

みんな、一度部屋に戻る。

キラ達も誘ったのだが、キラは商談が有ると言い、ザムも約束が有ると言った。

純は、一緒に部屋迄来たのだが、やはり仕事が有る、と言って、寄らずに帰った。

バブルを迎えようとしていたこの節、お金の巡りもいいが、仕事の巡りもいい。

あちこちに新築されるお蔭で、純の仕事も忙しそうだった。

結局、残ったのは、ルイ以下と怪しい和尚泰司と、我々家族だけ。

でも、結構な人数だ。

『これ、酷いな』

ルイがミラノのタイヤを見て言った。

『まぁ、何れにせよ、交換時期だったんですけどね』

と言うと

『そうかしら?

まだ、このタイヤは使えるわよ?

まったく、随分ね!』

とジンが言った。

『子供の悪戯じゃないんだし、その人の事は、話すべき所に話した方がいいんじゃない?』

とロッキーが言った。

『しかし、酷ぇーな!?

2本もやったのか?』

と和尚泰司。

つか、通行人が和尚泰司をチラ見する。

目立つ。

蛍光色の紫色の袈裟。

普段の服も服なら、袈裟も袈裟だった。

挙げ句、袖を肩迄捲り上げてる。

仏教大学に行けた位なのだから、偏差値は高かった筈。

が、凪曰わく、品行方正とは、口が裂けても言えなかったらしい。

3時間目になると、早弁をし、昼休みには校外へ、ご飯の調達に翔と出掛けてたとか。

っつーか、翔も翔だったようだ。

蓮と芳樹と琉斗は先に部屋へ行った。

『此処迄になると、パンク修理ってワケにいかない。

もう少し使えるタイヤだったのに』

と有弥が言った。

みんなで玄関に行く。

玄関を開けると、琉斗が来た。
みんなの背中にお塩を掛ける。

『手を洗って来て』

と言った。

そのように。

それから私は、磨夜の様子を。

眠ってる。

顔の赤みも、随分引いた。

薬が効いてるのかも。

そのまま、部屋で着替えた。

そして、リビングへ。

有弥がミルフィーに、餌と水をやってた。

確か、奴には今朝、満タンに餌をやった筈だ。

もう喰ったのか!?

呆れた奴だ。

『お疲れ様!

山勝軒に訊いたらね、此処に持って来るって』

と幹耶が言った。

見ると、みんながメモのような紙を見てる。

『俺は豚カツ定食大盛!』

『まぁ、ロッキーったらヘビーな物を。

ても、此処のは美味しいのよね♪』
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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