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12章:‡降霊;太陽の笑顔‡ (45/45)

ルイ達もやって来て、お酌に回る。

凪は、あちこちに挨拶に回ってた。

厨房に居たみんなも、やって来て、テーブルに着いた。

和尚泰司はまた、有髪の和尚になっていた。

みんな、琉斗に対して、ちょっと引き気味だったけど、琉斗は、そんな事少しも気にせずに、あちこちにお酌に回った。

本当に堂々としてた。

綺麗な日本語を話すので、みんな余計に不思議がった。

煌璃で働いてる、とだけ話してた。

9時を回ると、居る人達全員に、お神酒と、海苔巻きの折りが入った、小さな袋を配った。

そして、親戚の方が、参列者に簡単な挨拶をして、閉式となった。

小母さんは、途中で体調不良を理由に、親戚の人達と中座していた。

本当にボロボロな状態で、声も掛けられなかった。

終始ずっと泣いていて、以前のあの、勢いの有る小母さんとは、まるで別人になっていた。

近所の皆様が、一斉に後片付けを始めた。

明日も此処で葬儀をする。

それで、テーブルも畳も、全て運び出された。

厨房を片付けると、私達は蓮を残して引き上げる事にした。

『シゲさん、水樹さん、お疲れ様でした。

悠斗も砦もありがとう』

裏の駐車場。

『明日、また来るよ。

奴も、みんなに送られて、幸せだよな』

とシゲさんが言った。

『立派な方でした』

と、ルイが言う。

みんなで、シゲさんを見送った。

水樹さんも、悠斗も砦も引き上げた。

キラとザムも帰った。

残った面々は、車が置いて有る煌璃に行く。

和尚泰司は、蒸れる、と言って、結局スキンに戻ってた。

乗車オーバー。

ソアラもプレリュードも、6人。

しかも、みんなビッグサイズ。

その鮨詰め状態で、耐える事5分。

煌璃に着いた。

あ〜苦しかった……

とにかく車から出る。

『寄って行きます?』

とみんなに訊いた。

するとみんな、このまま帰る、と言った。

それぞれの車に乗ると、みんな帰路に着いた。

私と琉斗、お団子達と磨夜は、みんなを見送ると、玄関に行く。

玄関は、近付くとセンサーで灯りが点くのだが、玄関先を見て、唖然とした。

沢山の生ゴミが、散乱してる。

ポテトサラダやら、お肉やら。

アホ女将。

こんなに証拠残して。

『馬鹿じゃね?』

と幹耶が呟いた。

みんなで掃除。

みんな冷めてた。

掃除を済ませて、部屋に入った。
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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