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8章:‡なんくるないさー‡ (45/45)

変なにゃんこ!

奴は肉食獣だ。

故に腸は短い。

だから、野菜や果物は好まない。

と思ってたが、違うらしい。

『家の猫は、沢庵を喰う』

と水樹さんが言った。

にゃんとも言えない。

みんなで林檎を食べ終えると、全員代行。

ロッキーは、ジンと一緒に来ていて、ジンの所に泊まるらしい。

『じゃ、水樹さんと拓也さんとキラとザムと、純君、ルイさんと、ジンさん達と……砦達はどうするの?』

砦と悠斗は一緒に来た。

悠斗は真面目な子で、お酒は飲まなかった。

でも、18になって車の免許を取り、今日は親御さんの車で来たようだ。

『砦は俺が送るッス』

と言った。

『そう?じゃ、お願いね』

と言う事で、代行を7台呼んだ。

『砦、帰ろ……

ねぇ、砦、帰ろうよ』

砦が寝てる。

『砦!起きな!』

と私が言うと

『りぃ姉、此処何処?』

『私ん家!

お疲れさん、あんた明日お弁当作るんでしょ?』

『ん?そーだっけ……』

と言ってもそもそと起き出すと

『にゃんこ♪』

と言って、ミルフィーを掻き回す。

ミルフィーは、何気に掻き回されるのが好き。

目を細める。

人懐こい、と言うか、変なにゃんこ。

わんこみたい。

凪が砦と悠斗に、小さな包みを渡す。

『バイト料は別だからな。

お疲れ』

と言った。

《ありがとうございます》

と、この一瞬だけ、砦は素面に。

しかし、直ぐに酔っ払いに戻った。

疲れてるのだから、仕方ない。

悠斗と砦を、玄関で見送る。

お出迎えにゃんこは、お見送りにゃんこ。

上がり框にきちんと正座して、2人を見送った。

間もなくして、インターフォンが鳴った。

〔両毛代行です〕

『お世話様です、只今伺います』

と言った。

みんな立ち上がって、玄関へ。

家族みんなで、車の在る所迄行って見送った。

凪は、水樹さんにも包みを渡してた。

水樹さんは、断った。

自分は、居酒屋凪の社員なんだから、と言った。

でも、凪は無理矢理に押し付けた。

そして、家族だけになった。

芳樹がお風呂を汲んで、有弥が凪のする後片付けを手伝い、幹耶がみんなの布団を敷いた。

蓮は琉斗と英語で語り合う。

冗談を言い合い、私に話を振るが、私にはそう、語学力が無い。

蓮は凄い。

生きた英語を、ちゃんと身に付けてた。
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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